2008年5月16日金曜日

1X07A007 荒川千晶 A++





東京都内の駅を、黄、赤、青の単色だけで描いている。人気のない駅の風景は、どこか孤独感を感じてしまう。最後に全色をつかって描かれた駅のシーンは、現実の世界であろうか、または、夢の世界であろうか。日常の風景の中に空虚を見つけ出し。細部にわたって描いているところは好感がもてる。
(日置)