2008年7月7日月曜日

1X07A112 たぐち ともこ A+++








ワーゲンの一生をコミカルに描いている。ワーゲンに対する日本人の愛着を、うまく表現している。車の死は、私たちは、車検の期限がひとつの節目となり、捨てるときは何か悲しい気持ちになってしまう。どこか、“機関車やえもん”のような擬人的な文章はむしろなくてもよかったのではないだろうか。本課題に、うまく答えている大変すぐれた作品である。(日置)