2008年10月22日水曜日

第二課題 都市の中の、小さな環境装置

大気中の温室効果ガスの増大による地球温暖化など、地球環境の悪化がますます懸念されている。
そのような中で、レジ袋の製造から廃棄に至るまでに排出される二酸化炭素の量と、ジェット戦闘機の飛行によって排出される二酸化炭素の量を比較しても、あまり意味はない。

我々の手で直接できることも、社会全体で取り組むべきこととは別に、重要なのである。

そこで、都市の中で、個人によっても簡単に設置することができ、地球環境の改善に寄与できるような、ささやかな環境装置を設計して欲しい。

都市生活による環境への負荷を低減する、具体的な効果があるものが第一に求められるが、精神的な効果によって環境意識を高めるもの、都市住民による環境破壊活動を抑制するものであっても構わない。

配布資料:なし
提出物:手で克明に描いたドローイング、規定用紙(275×275mm)2枚以上
(表紙含めず。ただし表紙は必ず付けること)
規定用紙の1枚には、設計した装置の平面図と断面図を適切にレイアウトする。
必要に応じて、立面図を追加しても構わない。
別の1枚には、その装置が設置された様子を、周辺環境の様子と共に描くこと。
さらに用紙を追加することは自由だが、ドローイングの量よりも、その濃度に留意すること。


出題:2008年10月8日
   
提出:2008年10月15日、午後1時30分
講評:2008年10月22日(予定)


出題者:池村 潤