2008年10月15日水曜日

1X07A172 Miyazawa Shusuke A++







「鍵にかぎ」
作者は「鍵をする」ということを「保険をかける」ことだと言う。この作品は鍵の差し込むところに穴をあけて、そこに南京錠をかけたものだ。鍵にかぎをかけることで、そこに「意味の入れ子」的構造が生まれて、意味が無化されてしまうような不思議な感覚になる。オブジェとしての完成度も良い。(魚本)