2008年5月29日木曜日

1X07A031 HIKARU OIKAWA A++







明快な経路とシークエンスを持つ作品。低い天井の入り口から進むと、空間のプロポーションの操作によって、徐々に意識が上方へと高められていく。最後は行き止まりの階段をのぼり、上方へとそびえる壁に直面することによって、意識は真上へと昇華する。地表のわずかな傾斜がよい。(池村)